第二章 右往左往、セカンドオピニオンを求めて

第二章 右往左往、セカンドオピニオンを求めて
第6回 友達に電話しまくる・・・聴いてもらうだけで救われる

後になって、さまざまな人がいることを知る。妻ががんになった時、誰にも言わず一人で耐えたという知人の話。聞けば「幼い子供がいるので、父親として弱音を見せるわけにはいかなかった」と言う。職場でもほんの一部にしか打ち明けなかっ […]

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第二章 右往左往、セカンドオピニオンを求めて
第7回 A総合病院M先生から「延命」と告げられる

悪いに決まっている。そう覚悟はしても聞くのが恐ろしい。平成23年4月21日。A総合病院の待合室で、気付くと目を閉じ両手を合わせていた。名前を呼ばれてあの「冷たいA先生」の診察室に入った。CTなどの画像を見せられながら診察 […]

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第8回 セカンドオピニオン探し

医療コーディネーター・I先生との出会い A総合病院のM先生が信用できない。医者は患者に寄り添うものではなのか。まるでロボットのように無感情で憤懣やるせない(AIが進化しロボットでも愛想がある)。とはいっても甲教授に無理を […]

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第9回 医療コーディネーター・I先生からの教え

医療コーディネーター・I先生に血液、CT、細胞検査のデータを預け、何か所もの病院、医師にセカンドオピニオン受けた。日に日に、A総合病院のM先生への不信感が募っていく。信頼できる医者を見つけたかった。ほどなく、I先生から回 […]

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第10回 仕事を辞めて看病に徹する

抗がん剤治療をすることに決めた。効くか効かないかわからない。 何度も繰り返し「延命」と言われたのだ。残された時間がどれくらいか。考えるだけで気が狂いそうになった。万全の態勢でカミさんの治療をフォローしようと思った。すぐに […]

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