42「為し終えし小さな行為は、為し終えぬ大きな計画に勝る」渡邉美樹著「社長が贈り続けた社員への手紙」(中経の文庫)

 ご存じ「和民」の社長さんの好きな言葉として紹介されていました。「計画は、それが実行されて初めて価値がある。実行されない計画などないほうがましである。為し終えし小さな行為の連続が、大きな計画遂行となる。だから、確実な小さな達成は尊い。」と書いておられます。人生を振り返って、「あの時、こうしておけばよかった」とか、「ずっと続けていたら・・・」と思うことがあります。きっと、その時、「今日くらいいいや」と思ってしまったのかもしれません。計画に妄想ばかり描いていたからかもしれません。いずれにしても、小さな一歩をバカにしていたのです。心にグサリと刺さる言葉です。でも、小さな一歩を踏み出すのに、大きな勇気となる言葉でもあります。