45「寛容」
辞書を引くと、「心が広くてよく受け入れること」とあります。人はみな考え方が異なります。100%同じ人はいません。自分の意見を通すということは、相手の意見を潰すことになります。多くの場合、そのことには気付かず、「意見が認められた」と喜びます。でも、「強引な人だなぁ」とか「傲慢だね」と陰で言われているかもしれません。たいへん恐ろしいことです。相手にしても、「意見をごり押しされた」と思うと辛くなります。人はそれぞれ。考えが違って当たり前。できるかぎり相手に合わせよう、認めてあげようと思うと心が軽くなります。「こだわり」を捨てて、「寛容」であることは、ストレスから逃れる方法でもあります。でも、言うほど簡単ではありません。生きているうちに、「寛容」の域に達したいものです。