46「失敗した今日は終わり。明日は何の失敗もしていない一日が始まる」L.M.モンゴメリー著「赤毛のアン」より
失敗すると、「何が原因なのだろう」「また起こるかもしれない」はたまた「誰かに知られたら恥ずかしい」「言い訳を考えておこう」などと、一日中くよくよと悩んでしまいます。悩んでも解決しないことは、長年の経験からわかっているのですが、同じことの繰り返しです。そんなとき、アンの言葉は勇気と希望をもたらしてくれます。反省も大事。悩むことだって、ときには心の肥やしになります。でも、そんなことは今日一日で充分。ケロッと忘れて、明日へへと望む。だって、明日は、何の失敗もしていない白紙の人生が待っているのだから。「赤毛のアン」が多くの人々に読み継がれる理由も、きっとここにあるのでしょう。