65「私は、私にできることをしているだけ」「ハチドリのひとしずく」辻信一監修 光文社

「ハチドリのひとしずく」のお話をご存じでしょう。森が火事になって生き物たちはみな逃げていった。でも、ハチドリのクリキンディだけが水のひとしずくを一滴ずつ運んで火の上に落とした。それを見て、みんなが笑った。そこでクリキンディが言った言葉がこれです。実は、ある人に「プチ紳士・プチ淑女探せ!」運動のことを熱弁をふるって説明した時に、一笑に付されたことがあります。「そんなことをしていても、間に合わないよ」と。ものすごく落ち込みました。それ以来、どうしたらいいのか悩んでいます。でも、仕方がない、コツコツしかない。笑われてもハチドリになるしかないのです。笑われても、できることを今日もするだけ。