68「誰でもできることを、誰もできないくらい続ける」作家・神谷和宏

 どうしたら、山の頂上に行けるのだろう。商売をしている人なら、どうしたら京セラとか楽天みたいな大きな会社にできるのか。学者なら、どうしたらノーベル賞が取れるのか。野球の選手ならイチローみたいになれるのか。みんなが同じことを考えるのだけれど、ほとんどの人が頂上へは行けません。その理由が、この一語に込められている気がします。同じ人間なんだから、大して能力に違いはないはず。せいぜい10%か20%の違いではないか。問題は、続けられるかどうかということ。ちなみに、神谷和宏さんは、私の親友で公立高校の先生をしています。勉強はもちろんですが、こういうことを子供たちに教えています。