70「金持ちの友の家には招かれた時に行き、貧しい友の家には招かれない時にだけ行け」ポルトガルのことわざ
人間って調子のいいものです。羽振りのいい時には人が寄ってきます。会社が倒産したり、議員が落選したりすると、潮が引くように人が去って行きます。でも、その時、人間の真価が問われます。苦境でも付き合ってくれる人。肩書きやお金じゃなくて、裸の自分と付き合ってくれる人がわかります。会社倒産を経験した友人がいます。最後に残った先輩がこんな言葉をかけてくれたそうです。「よく見ておきなさい。残った人が本物の人です」。だから、この言葉は身に沁みます。「貧しい友の家には招かれない時にだけ行け」。思い当たる友人がいたら、今すぐ出掛けるとしましょう。