メルマガ「志賀内泰弘の恩送り通信」第64回(その29)志賀内人脈塾「一つの出逢いが人生を変える」~デキル人、感性豊かな人の集う場所の見分け方~

メルマガ「志賀内泰弘の恩送り通信」第64回(その29)志賀内人脈塾「一つの出逢いが人生を変える」~デキル人、感性豊かな人の集う場所の見分け方~

 ☆今の私があるのは、友人・知人・両親・親戚・先輩・同僚・心の師など大勢の人たちの「おかげ」です。
いただいたたくさんの「御恩」を次の人へと「送る」ために、新作や約3.000本のアーカイブスから厳選してお届けします。
名付けて「志賀内泰弘の恩送り通信」です。
人のご縁を大切に、それが人生を豊かにする「人脈」となる。
とは言っても、どうしたらいいのか。
今日は、デキル人、感性豊かな人の集う場所の見分け方をお伝えします。

 
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「デキル集まりの見分け方」

ある講演会を聴きに出掛けたときのことです。
二部構成になっていて、二人の講演者がいました。
至急の用事が入っており、残念ながら前半が聞けなくなってしまいました。

後半の開始時間ぎりぎりになって駆けつけました。
休憩時間なので、トイレに席を立っているお客様もいて、
どの席が空いているのかよくわかりません。
とりあえず、空いていそうな雰囲気の一番後ろ席に腰を下ろしました。

開始間際になって、スタッフの人に尋ねました。
「前の方は空いてませんかねぇ」
すると、その人が先導して連れて行ってくれました。

なんとびっくり。
会場はほぼ満員。
なのに、最前列だけは10席のうちの3席しか人が座っていないのです。
私は、大喜びで最前列のそれも一番正面に座らせてもらいました。
遅れて来たのに、大助かりです。

こんな経験は、どなたにもおありでしょう。
以前、当メルマガで、日本講演新聞の社説に掲載されていた「積極的な消極性」の話というものを紹介したことがあります。↓

メルマガ「志賀内泰弘の恩送り通信」第56回(その25)志賀内人脈塾「一つの出逢いが人生を変える」~講演会の講師の先生と親しくなる方法~

メルマガ「志賀内泰弘の恩送り通信」第56回(その25)志賀内人脈塾「一つの出逢いが人生を変える」~講演会の講師の先生と親しくなる方法~  ☆今の私があるのは、友人・知…

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講演会などでは、たいてい後ろの席から埋まっていく。
「前の席が空いているので、前の方へどうぞ」
というアナウンスがあると、
前方に移動する人もいるが、
それでも後方席から動かない人もいる。
(中略)
こういうのを「積極的な消極性」とでも呼ぼうか。(一部抜粋)
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まったく上手く表現したものです。
「積極的な消極性」
ふむふむ。

講演会に来ようというくらいだから、
積極的に勉強しようという心があるわけです。
ところが、なぜか、その気持ちもそこまで。
せっかく会場まで来たというのに、消極的に変わってしまうのです。
その原因は何なのでしょう。

他の人への遠慮でしょうか。
いや違う。
たぶん、「ここまで来た」ということで満足してしまうのではないか。
「私は、ここまでで充分」と満足してしまうのでしょうか。

よく相談を受けます。
その際、一歩を踏み出すことの重要性を説きます。
言い訳が多くて、なかなか始めない人が多いからです。

でも、二歩目もかなり重要です。
二歩目は工夫や個性が必要になるのです。
早く二歩目を踏み出さないと
一歩目を踏み出したという安心感で
せっかくのスタートしたことも続かなくなってしまう。

講演会の会場に来て、
自分を「よく来たな」と褒めているのでしょうか。
問題は、そこからなのです。

拙著「タテ型人脈のすすめ」ソフトバンククリエィティブにも書きましたが、
一番前の席とは、先生に存在をアピールして、メモを取って、質問をして、
その後の名刺交換に結びつけるための準備をしなくてはならない大切なポジションなのです。

でも、そういう人が少ないおかげで、私はいつも、一番前の席に座ることができます。
同じ料金で、グリーン車やプレミアシートに乗るようなもの。
また、こんなことも判断できます。
一番前の席が満席の講演会は、参加者のレベルが高いということがわかるのです。

今までの経験では、故・船井幸雄さん、上甲晃さんの講演会では満席でした。
それも、一番前の席まですべて。

私も、恥ずかしながら講演会でしばしば登壇させていただいたことがあります。(今は、講演はお休み中)
一番前の席が空いているか、満席か。
それを見て、その会の「デキル」人たちの集まり度を肌で感じます。

一番前の席がすべて埋まっている会では、
その後の懇親会も大いに盛り上がり、良い雰囲気になる気がしています。
一番前の席が空いているのを見るだけで、
講演する者としてテンションが下がってしまうのです。
その点をチョックするのも主催者の役目でしょう。

さらにもう一つ。
講演会の時に一番前に座っている人たちをチェックしておいて、
その後の懇親会で、その人たちとコンタクトを取るというのも
一つのデキル人脈を獲得する方法です。

講演会に、なんとなく出掛けていませんか。
一番前の席は、デキル人脈の宝庫です。
そして、人を見る目を養う道場でもあるのです。

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