メルマガ「志賀内泰弘の恩送り通信」トピックス№8「どうしたら本が出版できるのか? どうしたら作家になれるのか?」

メルマガ「志賀内泰弘の恩送り通信」トピックス№8
「どうしたら本が出版できるのか? どうしたら作家になれるのか?」

☆今の私があるのは、友人・知人・両親・親戚・先輩・同僚・心の師など大勢の人たちの「おかげ」です。
いただいたたくさんの「御恩」を次の人へと「送る」ために、新作や約3.000本のアーカイブスから厳選してお届けします。
名付けて「志賀内泰弘の恩送り通信」です。
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「人生は、あみだくじ」

 さまざまな相談事を受けます。
就職、結婚、借金、経営・・・。
その中でも、もっとも多いのが、
「どうしたら本が出せるのでしょうか?」
というものです。あまりにも多いので、いっとき、「出版セミナー」を開催したこともありました。
出版社に持ち込む企画書の書き方からレクチャーしたのです。

 ところが、どんなにいい企画を書いたとしても、出版社に送ったところで見てもらえる確率は限りなく0に近いのです。
開封さえしてもらえないでしょう。
まず、編集者と知り合い、見てもらわなくては始まりません。
つまり、「ご縁」作り。
ご縁なくして、本は生まれないのです。
 
 小説家になりたい人にとって、新人賞コンテストに応募して入賞することは小説家になるための王道です。
でもごく稀に、賞も獲らずに、いきなり小説デビューする人もいます。
これも、「ご縁」が関わっています。

 さて、12月24日発売予定の、
「知っているようで知らない 知っていれば自慢できる 言葉事典」(ごま書房新社)も、「ご縁」の賜物と言ってもいいような、奇跡的な出逢いによって出版が決まりました。

 2023年の秋のことです。
学生時代からの友人で博学家の、こんどうよしひこ君と、ある起業家の出版記念パーティに出掛けた帰り道のことです。
その本の出版社のI社長ら数人と、パーティ会場の近くの蕎麦屋でランチをした時の出来事でした。
I社長と私は、20年近くの付き合いがあります。
こんどう君が、かばんから取り出して眺めていた雑記帳に、I社長が目を留めて尋ねました。
「それ何が書いてあるのですか?」
二人は、初対面です。
「新聞とか、雑誌、本・図鑑、それからテレビやラジオで『気になる知らない言葉』があると、メモしてるんです」
「ちょっと見せていただいてもよろしいですか?」
「はい、どうぞ」
I社長は、こんどう君の雑記帳をパラパラッとページをめくるなり、一言。
「これはスゴイ! イラストも入ってるんですね」
と声を上げました。
こんどう君は、絵が得意という訳ではありませんが、「へたうま」というか、実に味のあるイラストを描くのです。
「他にもあるのですか?」
と尋ねると、
「はい、アパートの部屋に置き場所の困るほど」と返事。
「これ本にしましょう!」
「え?」
もうびっくりしました。
その場に居合わせた全員が、眼をパチクリさせています。
即断即決。
その間、ほんの5分ほどです。
ということで、
「知っているようで知らない 知っていれば自慢できる 言葉事典」(ごま書房新社)の企画はスタートしました。
 
アマゾン
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/434108867X

 起業家の出版記念パーティに、なぜ私が参加したのか?
それは、25年も前に起業家の人との出逢いがあり、細々ながらも付き合いを続けて来たからです。
出版社のI社長とも同様で、私自身の本を出してもらったり、私の友人の作家を紹介したりして、お付き合いが続いていたからです。
そして、45年来の友人である、こんどう君が、「こんなパーティがあるんだけど来る?」という私の誘いに、「うん」と答えたからでした。

 つまり、「ご縁」が本を生み出したのです。
それは、一朝一夕には生まれません。
長い歳月をかけて培うものです。
でも、多くの人が「今」しか目がいかない。
ズバリ、答の出るもの、
すぐに効果のあること、
直接、お金に結びつくことに飛びついてしまう。

 元・ザ・リッツ・カールトンホテル日本支社長で、「人とホスピタリティ研究所」代表の高野登さんは、こんなことをおっしゃっています。

「人生はあみだくじ」

であると。
右へ行くか、左へ行くか。
どっちの道へ行くか、毎日、いやこの瞬間もその選択の連続。
「今」をどういきるか。
目先のことに囚われず、遠い未来を見据えて生きること。
それが、幸せへの近道(遠いようで実は近い)なのです。

 もし、本を出したい人がいたら、声を大にして伝えたいです。
「ご縁を大事にしてください」
と。
たまたま参加したパーティに、出版社の社長が来ているかもしれないのです。
 

 
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