低迷する日本経済を再生への提案!

閉塞する世の中を、
みんなの力で蘇らせる秘策

「恩送り」プロジェクト

~思いやりとお金をぐるぐる回して日本をグッグッと立て直そう~

「恩送り」をご存でしょうか?
すべての人を幸せに導く、古来からの人の「知恵」です。
人から「親切」「善意」「思いやり」を受けたら、
その「親切」「善意」「思いやり」を「次の人」へ「次の人」への順に送って繋いでいくことです。

ここで、一つ重要なことがあります。
人は人から、「親切」にしてもらうと、「親切」をしてくれた人に「恩返し」しようと思います。「恩返し」は、とっても素晴らしいこです。
でも、でも・・・あえて「恩返し」するのではないのです。
(もちろん「恩返し」が悪いわけではありません)
「受けた恩」を「返す」のではなく別の人に「送る」ところがミソ。
え?! なぜ、「恩送り」と「幸せ」が関係あるのかって? では、「恩送り」を実際に実践してきた「ある村」のお話をしましょう。

「客家の法則」

 中国南部の福建省に客家(はっか)という少数民族がいます。元々は中国全土を支配していた漢民族の末裔らしいのです。しかし、大昔、北方民族が攻めて来た際に、難を逃れて今の地にやってきました。彼らは特殊な建築様式の家(客家土楼)に住んでいます。イタリアのコロッセオのように、円型の外周部分が三、四階建てになっていて、各階に何軒もの家族が住んでいます。ちょうど中庭の見下ろせる高層筒型アパートといったイメージです。
 入口を閉じると、外敵も侵入できません。中には、長期に篭城できるために、ブタやニワトリなどの家畜を飼っています。遠い祖先たちが、多民族との戦いに追われて南下したという歴史が、こうした強固な閉鎖社会を作り出したのです。しかし、少数民族にもかかわらず、世界中の華僑の大富豪や鄧小平、リ・クワンユー、孫文など有能な指導者を輩出したことでも知られています。
 ここの村(建物)の長老に、テレビ番組のレポーターがこんな質問をしました。
 「なぜ、この小さな村は優れた人物を大勢輩出しているのですか」
 すると、長老いわく、
 「この村には、こんな教えがあるんじゃ。右隣の人に親切にしてもらったら、その人にお返しをしてはならない」
と言うのです。それは妙だな、親切をしてもらったらお礼をするのは当然じゃないかと首を傾げていると、長老はこう続けました。
 「右隣の家に人に親切にされたら、反対の左隣の家に人に親切をしなさい」と。 ハッとしました。眼から鱗とはこのことです。円型ドームのアパートみたいな住まいなので、次々に親切をぐるぐると回して行けば、いつの日か回りまわって自分に還ってくるというわけです。そういう「生き方」を実践して、多くの偉人を輩出してきたのです。

もうおわかりですね。
「あなたの」住んでいる町。
「あなたの」通っている学校や職場。
「あなたの」入っているサークル。
そんな小さな「グループ」の中で、「親切」をぐるぐる回すのです。
「あなた」が受けた「一つの親切」が、「あなた」が「次の人」に送ったことで、
何倍、何十倍、何百倍にも増えて、「親切でいっぱい」の住みよい国になるのです。

「親切」を「お金」に置き換えてみよう

おそらく、疑問が湧いてくるでしょう。
「客家の法則」は、「親切」の話でしょうと。
「こころ」は大切。
「おもいやり」がいっぱいになれば、住みよい世の中になる。
でも、キレイな「こころ」だけでは、生きていけない。
先立つもの・・・「お金」がなけりゃ生きていけないよって。
その通り。
「こころ」、つまり「一人ひとり」の「生き方」の話です。
でも、でも・・・。
実はコレ!
ウイルス騒ぎで荒んだ日本経済を再生する秘策なのです。
それも、誰でも簡単に参加できて、間違いなく効果がある方法なのです。

「親切」というから、なんだか実態のないものように思えてしまいます。
単に「理想」ではないかと。

「親切」とは、「人を思いやる気持ち」です。
つまり、「愛」ですね。
その「愛」を、人はときどき「お金」で買った「プレゼント」という「形」に替えて、人に「こころ」を伝えます。
お歳暮、お中元、誕生日・入学のお祝い、お土産など。
「親切」を「物」や「お金」に置き換えて考えると、なぜこれが「経済再生」に繋がるのかわかりやすくなります。
例えば、こんな具合です。

「こころ」が日本経済を再生する!

もし、あなたが、友達から、
「いつもありがとう。日頃の感謝の気持ち。京都のお土産だよ」
と言われ、八つ橋(千円相当)をもらったとしましょう。
今度はあなたが、沖縄へ旅行に出掛けてサーターアンダギー(千円相当)を買ってくる。
でも、
「この前、八つ橋をくれてありがとう。これ、お土産ね」
と渡すのは「恩返し」
人として当たり前の行為ですが、
これだと二人の間だけで、完結して終わってしまいます。

「恩返し」するのではなく、
別の友達にお土産を渡すのです。
その、お土産をもらった友達は、また別の友達にお土産を買ってくる。
そしてまた、お土産をもらった人は、
次から次へとプレゼントをぐるぐる回していく。
すると、どうなるのか?
もうお分かりですね。
「恩返し」だと、千円+千円で2千円にしかなりません。

ところが、「恩送り」だと、
最初、「喜んでもらいたいなあ」という「温かな気持ち」で買ってきた友達のお土産(千円相当)が、お金に換算すると、
10人なら1万円に、
100人なら10万円に、
1,000人なら100万円に増えるのです。
もし、「お土産をくれた」人への「恩返し」と別の人への「恩送り」の二つをしたら、さらに×2となり、千円が200万円になります。
千円なら、子供でも年金暮らしの高齢者でも参加可能な金額かと思います。
あなたも、心を込めた千円のプレゼントを友達に贈(送り)ませんか?

九州のおばあちゃんの「恩送り」の話

 企業の団体の研修会で講演させていただくために、佐賀県の鳥栖市に出かけました。その時、会の運営委員長さんから伺ったお話です。

 ある日、ラジオに耳を傾けていると、九州のある地方のお祭りでの出来事が聴こえてきたそうです。
 お祭の会場に出かけてきたお婆さんが、財布を落としてしまいました。辺りを探しましたが見つかりません。
 お婆さんは仕方なく、会場の事務局のテントに行きましたが、財布は届けられていませんでした。がっかりして、連絡先を書き置いて家に帰りました。
 さて、数日後のこと。お祭りの事務局の方が家まで訪ねて来られました。財布が見つかったというのです。お婆さんに財布を渡して確認してもらいます。間違いないようです。喜んでもらえました。

 ところが、ここで予想外のことが起きました。お婆さんは、財布の中身をスッと抜き取ると、全額、事務局の方に渡したというのです。財布は手元に、お金を事務局の人に。そして、

「誰か、困っている人のために使ってください」
と言って。事務局の人は戸惑ってしまい、
「せっかく見つかったのに、なぜ、そんなことをするんですか」
と聞くと、お婆さんは、こう言いました。
「恩送りですよ」
と。ただ、それだけ。

 委員長さんは、この「恩送り」という言葉を聞いたことがありませんでした。そこで、人に聞いたり、ネットで調べました。そこで、わかったこととは。

 「恩送り」とは、恩をくれたその人に、その恩を返さないで、知らない人に恩を回してゆくことだというのです。どうも古来、日本にある考え方らしい。そのことを知って、感動されたと言います。

 このお話、まさしく、「客家の法則」です。
日本にも、「恩送り」というみんなが幸せになるための智慧があったのです。

「ペイフォワード」

 おそらく、多くのみなさんは「映画「ペイフォワード 可能の王国」を思い出されたことでしょう。
 まだご覧になっていない方に、簡単に説明しましょう。
 主人公は、ラスベガスの中学1年生のトレバーです。ある日、社会科の授業で、担当のシモネット先生からこんな宿題を出されます。
 「もし自分の手で世界を変えたいと思ったら、何をする?」
 これにトレバーは、こんなアイデアを出しました。 自分が受けた善意や思いやり受けたら、その相手に返すのではなく、別の3人に渡すというものです。

 それが「ペイフォワード」です。

 トレバーは自らこれを実践するため、仕事に就かない薬物中毒の男性や、シモネット先生、いじめられている同級生に「親切」にして実践する。上手くいかないと思ったトレバーでしたが、気づかないところで、このバトンは次々に受け渡き・・・世界が変わっていくという物語。

 これもまさしく、「恩送り」です。

トレバーは、3人に親切にすると提案しました。
もし、財布にゆとりがあったり、日頃の感謝の気持ちを伝えたい人が大勢いる場合は、
3人、5人と何人もに「恩送り」をして、次から次へと「こころ」を繋げていったなら、より早く日本の再生が達成できるでしょう。

そうです。
日本再生の原点は、まず人を思いやる「こころ」から。
「恩送り」で豊かで平穏な暮らしを取り戻しましょう。

「こころ」のバトンを次の人へ

 日本の実質GDP(国内総生産)がおおよそ545兆円(2022年)、
 日本の一般会計予算がおおよそ114兆円(2023年度)。

 もし国民1億人の一人ひとりが、一回千円の恩送りを10回行えば、
 1兆円。
 経済成長がほぼ0%の昨今、いや、コロナ禍で大幅なマイナス成長の中、景気浮揚策として大いに有効です。

 プレゼントを購入して相手に渡すために、交通費・送料もかかります。
 久しぶりに会って渡せば、感染を気遣いながらもお茶や食事もするかもしれません。
 雇用も維持でき、新たな店舗も生まれる。
 となると、経済波及効果も期待できます。

「GOTOトラベル」「GOTOイーツ」など政府に頼るだけでなく、自分たちの手で、経済再生を果たすこともけっして夢ではない数字です。

  • 「あなた」が「恩送り」の最初の一人になりませんか?
  • もし、「恩送り」が回ってきたら、そこで止めずに次の人へと「こころ」のバトンを次の人へと送りましょう。

よくある質問

「恩返し」はしてはいけなんのですか?

家々、もちろん、プレゼントをくれた友人・知人にプレゼントを返してもオーケーです。その際には、別の人への「恩送り」も同時にするのです。お金は二倍かかってしまいますが。

千円でなくて、もっと多額でもいいですか?

もちろんです!それなら早く日本の再生が達成できるでしょう。

「お裾分け」と「恩送り」は違うのですか?

はい、別のものです。お裾分けは、頂いた10個入りのお菓子を10人に分けてブレゼントすることです。「恩送り」は、あくまで、自分の財布から新たにお金を出して購入することが基本です。

「恩送りカード」

このカードをプリントしてプレゼントと一緒に手渡すか、スマホからメールして「恩送り」のメッセージを伝えます。

検索ワード or QRコード

「恩送り」プロジェクトに参加しよう!
~こころとお金をぐるぐる回して日本再生~

  • このプレゼントの「お返し」は一切不要です。                                      
  • もし、プレゼントを喜んでいただけたなら、別の友人・知人にあなたの「心のこもった同等のプレゼント」を購入して差し上げてください。
  • 次から次へと「恩送り」していく。お金をぐるぐると回す。すると、国内の消費を増やし、経済の活性化につながる。景気がよくなれば、自分にも利益が還って来ます。
  • 10人繋げられたら、10倍の、100人なら100倍の金額の国内消費が増えます。それは単なるお金ではなく、日本再生を願う私たちの気持ちのバトンです。

★その際、このカードをプリントしてプレゼントと一緒に手渡すか、スマホからメールし「恩送り」のメッセージを伝えてください。

 (文責)作家・志賀内泰弘

追伸

「情けは人のためならず」
人に親切にするということは、人のためではない。自分のため。
人のために尽くせば、知らず知らず自分に還ってくるものだということを、このことわざが物語っています。
「恩送り」で、「こころ」も「お金」も豊かにしましょう。