メルマガ「志賀内泰弘の恩送り通信」第92回「こんなスゴイ友達を紹介します!「「ココロの授業」で「人として大切な事」を解く~比田井和孝さんと比田井美恵さんご夫婦(第3回)」
メルマガ「志賀内泰弘の恩送り通信」第92回「こんなスゴイ友達を紹介します!
「「ココロの授業」で「人として大切な事」を解く~比田井和孝さんと比田井美恵さんご夫婦(第3回)」
☆今の私があるのは、友人・知人・両親・親戚・先輩・同僚・心の師など大勢の人たちの「おかげ」です。いただいたたくさんの「御恩」を次の人へと「送る」ために、新作や約3.000本のアーカイブスから厳選してお届けします。
名付けて「志賀内泰弘の恩送り通信」です。
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長野県の上田情報ビジネス専門学校(通称・ウエジョビ)では、副校長の和孝さんが教える「就職対策授業」を、奥さんである校長の美恵さんが録音し、文章化してメールマガジン配信したところ、これが大人気に。
それが、「私が一番受けたいココロの授業」(ごま書房新社)というタイトルで出版化され、なんと大ベストセラー、いやロングセラーになっています。
私が編集長を務めていた月刊紙「プチ紳士からの手紙」に連載していただいたエッセイを、シリーズで紹介します。
今日は、その第3回です。
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比田井美恵・私が一番受けたい「ココロの授業」第3回
~「与える心」は「与える心」を呼ぶ~
私の勤務先の専門学校では、以前、冊子「私が一番受けたい授業」を無料で配布していました。
これは、書籍化された「私が一番受けたいココロの授業」の元になったもので、副校長(当時は就職課)の比田井和孝が当校で行っている授業の実録をまとめた、百七十ページほどのものです。
冊子代も送料も一切いただかず、すべて無料で、どなたにでもお送りしていました。
例え海外でも、例え二百冊頼まれても、すべて無料。…それが、当時の校長、佐藤勲の方針だったのです。
ある日、比田井和孝が、静岡県の「たこまん」という大きなお菓子会社の代表取締役、平松季哲さんの講演をお聴きする機会がありました。
平松さんのお話にいたく感動した彼は、お話が終わるやいなや、平松さんの所にご挨拶に伺い、その時たまたま持っていた「私が一番受けたい授業」の冊子をお渡ししたのです。
「お時間のある時にでも、読んでもらえたら嬉しいです」という言葉とともに。
すると数日後、比田井和孝のところに、平松さんから電話がかかってきました。
「あの冊子、ありがとうございました。早速読ませていただいたのですが、とてもいいことがたくさん書いてありますね。ぜひ、当社の社員にも読んでもらいたいので、もし良ければ、二十冊送ってもらえないでしょうか。」
比田井和孝は大喜びです。まさか平松さんが読んでくださるなんて思ってもいませんでしたし、わざわざ直接お電話をくださって、誉めてくださるなんて…さらに、追加でほしいと言ってくださるなんて、こんなに嬉しいことはありません。彼は、感激して言いました。
「もちろん、喜んで送らせていただきます!」
「でね、比田井さん、ここには、『無料で送ります』と書いてありますが、経費もかかっていると思うので、せめて実費ぐらいでもいいから払わせてもらえないですか。送料もこちらで負担したいんです。」
「いや、平松さん、今までも、すべて無料でお送りしているんです。お気遣いいただかなくて大丈夫です。」
「でもね、無料で送ってもらったりしてしまうと、この後、さらにこの冊子が欲しいと思っても、申し訳なくて、もうお願いできなくなってしまうじゃないですか。ですから、お願いですから、払わせてください。」
…平松さんも、さすがですね。そこまで言ってくださった方は、初めてでした。そこで比田井和孝も、いったん電話を切って、佐藤勲に聞きに行ったのです。
「校長先生、平松さんが、『今回の二十冊、無料で送ってもらってしまうと、その後、たとえ追加で欲しくなっても送ってもらえなくなってしまうから、送料も経費も払わせて欲しい』っておっしゃるんですが…。」
比田井和孝は内心、「こう言われてしまえば、きっとさすがの校長先生も、『それなら仕方ないから、一冊○○円でももらっておきなさい』とおっしゃるだろう」と考えていました。ところが、まったく予想外の言葉が返ってきたのです。
「…今回無料だと、もう追加で頼めなくなってしまうとおっしゃるんだね。…それじゃあ、今後、追加で頼まなくてもいいように、最初から百冊送りなさい。」
…比田井和孝はまたまたビックリです。二十冊と言われているのに、最初から百冊送れと。こんな考え方、なかなかできるものではありません。でも、その言葉を聞いて、彼はなんだかとても嬉しい気持ちになったのです。
「校長先生、それはいいですね! そうします!」
そして、早速百冊梱包して送りました。
平松さんにも事情をお伝えしたところ、「そうおっしゃるのなら、ご厚意をありがたく受け取らせていただきます」とのことで、なんだかスッキリした気持ちになっていたのです。
ところが、それから数日後…。学校に、大きな箱が届いたのです。しかも十箱も! 受付の職員達も、「こんなにたくさん、何か注文しましたか?」なんて、騒然としています。
差出人はと見ると、平松さんの会社「たこまん」さん。急いで開けると、平松さんからのお手紙が…。
「職員や学生の皆さんでお召し上がりください。」
そして、中には美味しそうなお菓子がビッシリ!
直径十センチくらいの大きなお菓子がなんと四百五十個も入っていたのです。
この日、学校では、初めてのおやつが出ました。
みんな大喜びです。
比田井和孝は廊下で学生に会うたびに、「ありがとうございました!」「おいしかったです!」と声をかけられ、気持ちのいい一日を過ごしたようです。
もちろん佐藤勲も、嬉しそうにニコニコしていました。
今回は、佐藤勲の考え方にも驚きましたが、平松さんもスゴイ人です。
上には上がいるものですね。
佐藤勲の、「見返りを期待せずに与える心」が、平松さんの心に届き、それが、こんなに「粋」な形で返ってくるなんて…。
「与える心」は「与える心」を呼ぶんですね。
こういう人達の事をまさに「カッコイイ」と言うのではないでしょうか。
私は、二人の心には何か通じあうものがあるような気がしました。
平松さんのような方とご縁をいただけたこと、そして、佐藤勲の近くで働けること、本当にありがたいことです。
これからも、二人からいろいろと勉強させていただき、二人に少しでも近づけるように、日々心を磨いていきたい…と、そんな風に素直に思えた清々しい出来事でした。
(著書「私が一番受けたいココロの授業 講演編 ─与える者は与えられる」より加筆修正)
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