猟師、山へ登る

木にまつわるミニコラム⑤
「猟師、山へ登る」

宮城県の唐桑町で牡蠣の養殖をしている畠山重篤さんは大漁旗を持って、漁業の仲間と一緒に山へ入りました。植林をするためです。
間伐をしなくなって山が荒廃。大雨で土砂が流出し、川から海へと流れ出し漁業に影響が出ました。赤潮の原因です。
植林した結果、森林の腐葉土の中にある栄養分が適度に海へ流れ出し、豊かな海が還ってきました。
山と海。それは繋がっているのです。