続・自由研究『ありがとう』 (2006/9/17)

 昨日、一宮市中島小学校五年の田中力跳(りきと)君の夏休みの自由研究「ステキな言葉・ありがとう」の発表会を見に行った話を書いた。今日はその続き。力跳君が誰かに「ありがとう」を言ったり言われたりするとき、どういう気持ちになったか。両親、お姉さん、親せきの人、コンビニや宅配便のお兄さんとのやりとりを大きな紙に細かく書き出した。

 力跳君には一つ年上の、保育園のときからの友達がいる。遊んで家に帰るとき「一緒に遊んでくれてありがとう」と言った。すると「これからも友達でいような」と言われた。うれしくて、また「ありがとう」と応えた。その友達とはずっと友達でいたいなあ、と思ったという。

 コンビニでアイスを買ったとき、レジのお兄さんに「ありがとう」と言ったら「どうも」と応えてくれた。それは「ありがとう」という返事じゃなかったけれど、気持ちは同じでとてもうれしかったという。特にそのときの笑顔が。

 そんな力跳君だが、実はこの宿題をやる前から「ありがとう」が習慣になっていたらしい。お母さんからは「笑顔で」、お父さんからは「元気に」ありがとうと言うように幼いころから言われてきたそうだ。だから、まるでご飯を食べるように自然に「ありがとう」と言えるらしい。

 でも今回の研究で、今までは何げなく使っていた「ありがとう」という言葉だけれど、これからは相手の気持ちを考えて、本当に感謝の心を込めて使いたいと思ったそうだ。まさしく「負うた子に教えられ」。