21「大きなゴールをしたれば、日々のゴールをきちんとすること」マラソンランナー 有森裕子
ある日、新聞を広げると、有森裕子さんの大きな笑顔が飛び込んできました。銀と銅二つのオリンピックメダリストです。
その写真の横に、こんな言葉がありました。
正直、わかっちゃいるけど、できないのです。「日々のゴール」と言われても、短かすぎるゴールは、目に見えないものです。実感がわかないのです。だから、ついつい「今日一日くらい」と思ってしまいます。それが、三日になり、十日になり、一ヶ月になり・・・。
そう。カンタンなことほど難しいのかもしれません。
自分に負けそうになったとき、日々の生活に流されそうになったとき、有森さんのこの言葉を思い出したいものです。