72「喜びを分かちあえば倍になり、悲しみを分かちあえば半分になる」公方俊良著「般若心経 人生を強く生きる101のヒント」三笠書房

 一つのケーキを全部一人で食べてしまえばそれでおしまい。でも、好きな人と、半分ずつ分け合って食べれば、喜びは2倍になります。幼い頃、お盆や正月になると、我が家に大勢のイトコたちが集まりました。夏だと、良く冷えた大きなスイ […]

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71「愛の反対は無関心である」マザー・テレサ

 日本には昔、「村八分」という慣わしがありました。これなどはまさしく、付き合いを絶って「無関心」になるということで、最大の罰だったことでしょう。それが悲しいことに、今では学校という場で存在しているといいます。誰も話をして […]

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70「金持ちの友の家には招かれた時に行き、貧しい友の家には招かれない時にだけ行け」ポルトガルのことわざ

 人間って調子のいいものです。羽振りのいい時には人が寄ってきます。会社が倒産したり、議員が落選したりすると、潮が引くように人が去って行きます。でも、その時、人間の真価が問われます。苦境でも付き合ってくれる人。肩書きやお金 […]

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69「おかげさん」稲盛和夫・五木寛之著「何のために生きるのか」致知出版社

 大阪の人は、「儲かりまっか」と聞かれると「ぼちぼちでんな」と答える。しかし、その前に「おかげさんで」と付けるのだといいます。「おかげさんで。まあ、ぼちぼち」と。この「おかげさん」の「おかげ」は、「お陰参り」のおかげであ […]

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68「誰でもできることを、誰もできないくらい続ける」作家・神谷和宏

 どうしたら、山の頂上に行けるのだろう。商売をしている人なら、どうしたら京セラとか楽天みたいな大きな会社にできるのか。学者なら、どうしたらノーベル賞が取れるのか。野球の選手ならイチローみたいになれるのか。みんなが同じこと […]

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67「どんなに年をとろうと、求めるだけの人は子どもだ」加島祥造著「求めない」小学館

 幼い頃、親戚のいとこたちが集まると、大騒ぎになりました。スイカを食べるのに「どれが大きいか」で取り合いになるのです。「もっともっと欲しい」しか考えていなかったのですね。さて、自分のことは棚に上げて、人を判断する時の基準 […]

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66「放てば手にみてり」道元禅師「正法眼蔵」より

 座禅を組むときの教えです。ただただ無想になって座禅を組む。これを「只管打坐(しかんたざ)」というそうです。こだわりを捨て、思いを捨て、雑念を払う。すべての執着を手放したとき、自然に手の中に満つるものがある。それこそが一 […]

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65「私は、私にできることをしているだけ」「ハチドリのひとしずく」辻信一監修 光文社

「ハチドリのひとしずく」のお話をご存じでしょう。森が火事になって生き物たちはみな逃げていった。でも、ハチドリのクリキンディだけが水のひとしずくを一滴ずつ運んで火の上に落とした。それを見て、みんなが笑った。そこでクリキンデ […]

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64「ジャンプするためには、一度しゃがまなければならない」作詞家・吉元由美 雑誌「PHP」2007年5月臨時増刊号インタビューより

 杏里や、中山美穂、最近では平原綾香のデビュー曲『Jupiter』などの作詞家や小説家として活躍していると吉元由美さんの言葉です。売れっ子になる前、広告代理店に勤めていた時、この言葉を支えに丸二年間、独学で勉強したそうで […]

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63「Be  Gentleman」クラーク博士

 札幌農学校にクラーク博士が着任した際に示した校則です。「ボーイズ ビー アンビシャス」が有名ですが、博士はこんなことを言っているのです。「私が生徒に望むのは、Be  Gentlemanこれだけです」と。これを聞いた生徒 […]

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