ケンタッキー店長・副店長会議⑲・・・いい話の報告会
(株)リウエン商事さんは、ケンタッキーフライドチキンやドトールコーヒーの加盟店を十数店舗も沖縄県で展開しています。それぞれのお店の店長・副店長さんが集まる月に一度の会議では、全員から「いい話」を報告してもらうコーナーがあります。今回は、その「ケンタッキーのスタッフのちょっといい話」の第19弾です。
(その1) KFCメインプレイス店Kさん
自分は、ほぼ家事をしません。いつも嫁がやってくれます。嫁なしでは生きていけません。たまに子供のお迎えに行ったりお風呂に入れたりしますが、子供のお守も苦手です。たまにご飯を作ろうと思っても、カップラーメンだったりして、それで家事をしている気になっています。嫁もケンタッキーで働いているのに、全部家事をやってくれて、その上ご飯も美味しいし家中がキレイだし、子供たちの面倒もしっかりみます。とてもいい嫁です。自分はやらないし、やれないので主婦って凄いなと思います。
いい嫁がいて良かった、と思う「いい話」です。
そりゃあ、男性も家事をやるべきでしょう。でも、やらないことで家庭のトラブルにもならず、なんでもこなす奥さんって素晴らしい。その大元にはたぶん、Kさんがいつも「いい嫁だなあ」と感謝しているからに違いありません。
よくよく考えると、それって「のろけ話」?
(その2) 本社 Aさん
敬老の日に祖父を食事に招待することになりました。早速、市内の「彦」という日本料理店へ予約の電話をしました。予約日・人数などを伝えて電話を切ろうとすると、「2階のお席になりますが、足の不自由な方はいらっしゃいませんか?」と尋ねられました。今まで一度も、そのような気配りをしてくれた料理店はなかったので驚きました。実は祖父は、最近少々足が弱くなっていたのですが、嬉しくてついつい「大丈夫です」と答えてしまいました(笑)。少しでも、そんな気遣いを見習いたいと思います。
接客の仕事に就いているからこそ、同じ仕事の人の対応が気になるのでしょう。デキル人は、どこにいても、何をしていても他人から学ぶ姿勢を持っているものです。
(その3) 本社 Tさん
本社では毎朝、強制ではなく自主参加で清掃活動をしています。参加して、いつの間にか自分が変わったことに気付きました。
① どんな小さなものでもポイ捨てしなくなった。
② 道を歩いていて、ゴミを見つけると拾うようになった。
③ 運転中に、他店の幟(のぼり)が強風で倒れているのが目に付くと、車を通行の邪魔にならないところに停めて幟を立て直すようになった。
④ 清掃をしている人を街で見かけると、「こんにちは」「お疲れ様」と声をかけるようになった。
清掃って、人を変えるのですね。これからも拾い続けるように頑張ります。
自分が変わったことに気付かれたのが、素晴らしいですねぇ。きっと、いつも自分自身を見つめて、成長したいと思っているからでしょう。それにしても、わざわざ車を停めて、倒れた幟まで元に戻せる人はいないと思います。脱帽!
(その4) 本社 Nさん
心に留まった言葉をメモするようにしています。つい最近も、ラジオから流れてこんな言葉をメモしました。
「一生懸命頑張って空回りして疲れていませんか?忙しさのあまり周りが見えなくなって、大切な人を悲しませていませんか?立ち止まって、心に余裕を持たせませんか?」
これをメモしながら、我に返りました。
その日遅く帰宅すると、食卓の上に紙袋が置かれていました。中には、ミニクロワッサンが10個。そして、メモが入っていました。
「お父さんへ 明日のモーニングパンですよ」
娘からでした。大きな大きな文字で。サイズはミニでしたが、疲れて帰った私の心に大きく響きました。
親孝行な娘さんですねぇ。きっと仲良し父娘なんでしょうね。ほんの些細なたった一言で、疲れが吹き飛ぶことってありますよね。メモ一つ。その一言が、あるかないかで大違い
(その5) 本社 Kさん
ユニフォームの襟が黒ずんでいました。洗濯をしてもなかなか落ちません。カミさんは「そもそも支給されるユニフォームの枚数が少ないのが困るのよ」と、会社を批判をします。それはいつものことでした。ところが、・・・。
翌朝目が覚めると、ユニフォームに襟が新品のように真っ白になって輝いているではありませんか。私が眠っている間に、3枚ともユニフームの襟を解き、それを裏表逆に付け替えてくれたのです! うちのカミさんはいつもこうです。本当にありがたい(感謝!)。
なんだなんだ~これこそ「おのろけ」でした。