お客様から寄せられたいい話

 新潟県三条市の日の丸観光タクシーさんに、お客様から寄せられた「ちょっといい話」をいくつか紹介させていただきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「感動しました」
燕三条ワシントンホテルの2階、「銀坐」さんでお昼を食べながら打ち合わせ。水をお願いするのも面倒なので、薬を飲もうと下を向いてプチプチしていると、スタッフの方の「どうぞ」という声。顔を上げるとお願いもしないのにお水が目の前に。すごい、心から「ありがとう」って言えました。

「まちがい電話」
うっかり間違い電話をかけてしまいました。
相手 「○○会社です」
当方 「すみません。間違えました」
相手 「どういたしまして、よろしくお願いします」
とても明るく感じのよい声での対応でした。
その会社の名前は忘れないと思います。
見習いたいと思います。

「立ち往生」
聞いた話です。三条市興野りとるたうん前の第一産業道路の真ん中で老犬が立ち往生。今にも車に跳ねられそうだったそうです。車で通りかかった青年が老犬を保護し首輪に書いてあった飼い主の電話に連絡して引き取りにきてもらったそうです。

「笑顔にホッとしました」
三条市四日町の一方通行のところまでお客様をお送りした時の出来事です。お支払いただいた後、年配のお客様でしたので車から介助をしながらご自宅の玄関まで付き添ってお送りしました。後ろから走行してきた30代の女性ドライバーが車をとめて「にこっ」と笑顔で待っていてくれました。いつもは後から車が来るとあせってしまうのですが笑顔に助けられホッとしました。

「人は見かけではない」
いかにも怖そうな男性にトイレを入れ替わる時、「すみませんでした」と声を掛けられました。私がトイレットペーパーを使おうとした時です。切り口が三角に折ってあり驚きました。先程の怖そうな男性が、次に使用する人のために取り易くしてくれたのです。とても幸せな気分になりました。人は容姿だけで判断してはいけない事を再確認しました。

「小さなウルトラマン」
朝、散歩中、ゴミ収集車が作業をしておりました。そこへ保育園の園児15人位と先生2人。「おはよー」「ありがとう」と、園児達が
収集作業を終えた車に手を振り、車内の人達も手を振っていました。園児の一人がウルトラマンの光線のまねをし、車内の大人も答えていました。非常にほほえましく、しあわせを感じました。ウルトラマンに拍手!!

「小さなお兄さん」
お弁当屋さんのお昼時、だいぶん込み合いイスが空いていなくて、5才くらいの子供が立っていました。すると小学生くらいの子供が座っていたイスを譲っていました。とても感心しました。

「やさしい言葉」
あるファミレス風な和食屋さんに4人で入りました。注文を取りに来てくれたのは新人さんです。後ろに先輩スタッフのような方が立って一緒に聞きながらオーダー用の機械を「ピッピッ」と押していたから誰でも雰囲気で分かります。注文を終えるとよく聞く言葉「それでは注文を繰り返させていただきます。○○がお一つ、○○がお一つ」と確認。連れとの話も中断されるのでなんか面倒くさいと思いながらも最後まで聞き、2点ほど再確認と訂正をお願いしました。しばらくすると、年配のご夫婦と思われる方がお二人、近くの席に座りました。やはり、先輩スタッフと一緒に注文を聞いています。するとご夫婦は「入ってどれくらいなの?」「そうなの、大変ね。頑張ってくださいね」とやさしく声をかけていました。緊張しているであろう新人スタッフにやさしく声をかけてあげるご夫婦。おー。この人達、プチ紳士・淑女だって思いました。何で自分にはそん発想というか気持ちが持てないのだろうと反省させられたのでありました。今度、こんな機会があったら真似してみます。「その前に自分ちのスタッフにやさしい声をかけろ!」という声が聞こえてきそうです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 すべてが身近なお話で、親しみが湧いてくるエピソードばかりですね。小さなウルトラマンごっこをしてあげたくなりました。
シュワッチ!