メルマガ「志賀内泰弘の恩送り通信」第12回(その3)志賀内人脈塾「一つの出逢いが人生を変える」~出逢いに感謝する生き方「人生パチンコ理論」

メルマガ「志賀内泰弘の恩送り通信」第12回
(その3)志賀内人脈塾「一つの出逢いが人生を変える」
~出逢いに感謝する生き方「人生パチンコ理論」

 ☆今の私があるのは、友人・知人・両親・親戚・先輩・同僚・心の師など大勢の人たちの「おかげ」です。
いただいたたくさんの「御恩」を次の人へと「送る」ために、新作や約3.000本のアーカイブスから厳選してお届けします。
名付けて「志賀内泰弘の恩送り通信」です。

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「人脈パチンコ理論」

 人脈は、いつも「出逢い」に感謝することで、次々に素晴らしい人との「出逢い」が広がっていきます。
そこで、「人脈パチンコ理論」というものを唱えています。

私の座右の銘は、
「一つの出逢いが人生を変える」
です。

 本当に、
「あの日の出逢いのおかげで、今の自分がある」
のだと、その人に対して、いつも思い返しては感謝しています。
だから、拙著に揮毫を頼まれると、
「一つの出逢いが人生を変える」
と添えさせていただいています。

 では、具体的に、どのような「感謝」しているのか?
超具体的に、その一例を掲げてお話させていただきましょう。

2009年5月、「毎日が楽しくなる17の物語」を上梓した時のことでした。
それは、私にとって一つの夢がかなった瞬間でした。
なぜなら、いつか尊敬する松下幸之助さんが設立されたPHP研究所さんから本を出したいと思っていたからです。
 
なぜ、それが実現したのかというと・・・。
「一つの出逢いが人生を変える」
という観点から、この実現への道のりを遡って考えてみました。

この本が、直接的に出版できたのは、PHPのО編集長さんから声をかけていただいたからです。
本当にОさんには感謝しています。なぜ、声をかけてもらえたのかというと・・・・
それよりも8年ほど前のことに遡ります。
その頃、私が書いた「頑張らないでがんばろう」という本の出版社であるプロスパー企画のT社長さんが、私が知らないうちにPHPさんに献本してくれていたのです。
「できたら、雑誌か何かで取り上げてください」
という意図で。

 なんと、その本を偶然に手に取ったO編集長さんから、
「ちょうど、良いタイミングでした。私が編集長をしている雑誌に、『頑張らない生き方』というテーマで特集を組もうと思っていたところです」
いう電話がかかってきたのです。
すぐさま、Oさんは名古屋まで、わざわざ取材に来てくださり、私が「監修」という形で、特集ページの企画が組まれました。
 その後、何度かO編集長さんに手紙を認めたり、会社を訪ねたりして、ご縁が細々と続いていました。
そして、8年が経ったある日、O編集長が一枚のハガキが届いたのです。
「今度、出版部長になりました。つきましては、志賀内さんの本を出したく企画書をお送りいただけませんか?」
私は、夢中で企画書を書き、それが通って「毎日が楽しくなる17の物語」という本の出版に結びついたのです。

 さて、もう一段階、時を遡ります。
では、8年前に出した「頑張らないでがんばろう」という本は、どうして出版することができたのか。
それは、私の心の師である弁護士(当時は大学教授・作家でもある)舛井一仁さんから、プロスパー企画のT社長さんを紹介してもらったのです。

まだまだ時を遡ります。
 では舛井さんは・・・というと、ある異業種交流会幹事だったの友人Hさんから、ご縁を紡いでいただいたのでした。
では、その友人Hさんはというと・・・同じ異業種交流会の代表者Kさんの紹介で知り合いました。
 では、その異業種交流会の代表者Kさんはというと・・・、別の勉強会の主催者Tさんから、
「この人と付き合うといいよ」
と紹介されたのです。

 もっとももっと前があります。
その別の会の主催者Tさんはというと、私が参加したビジネスセミナーで、コーディネーターを務めていた人でした。

 まだまだその前があります。
そのセミナーの主催者Tさんは、異業種交流会VAV倶楽部の代表である近藤昌平さんからの繋がりでした。
 では、VAV倶楽部の代表である近藤昌平さんは・・・。

とりあえず、もうこのへんで止めておきましょう。
遡るともっともっと続きます。
それはまるで、お父さん、お爺さん、ひいお爺さん、と代々のご先祖を遡るように、どこまでもどこまでも。

「良いこと」
が起きたご縁の前には、はるか昔からの「良いご縁」がずっと続いており、その先っぽに「今のご縁」があるのです。
 もうおわかりだと思います。

はい、これが、
「人脈パチンコ理論」
です。

パチンコは玉をバネではじいて、台の中に飛ばします。
ボールは中の釘にあちこちぶつかって弾き飛ばされ、途中の穴に上手く入れば大当たり。
商品がもらえる仕組みです。
当たりの穴に入るには、どの釘に、どの角度で当たるかが問題になります。
途中、たった一回でも、別の釘に当たってしまったら、もう別の方向へ飛んで行ってしまいます。
たとえ、同じ釘に当たったとしても、ちょっと角度が違っても、これまたそのスポットにはたどり着けません。

パチンコの一つひとつの釘こそが、私たちが人生で出逢う「人」そのものなのです。
そして、「釘」に当たる瞬間が「ご縁」です。
 今の良いご縁、良い人脈に出逢うには、ずっとずっと前からパチンコのゲームは始まっているのです。
途中、「良い釘」「よいご縁」に、それも、絶妙の「良い角度」、つまり「適した日時、場所」で出逢わなければ、今という素晴らしい出逢いはないのです。

それを逆説的に考えてみましょう。
「素晴らしい出逢い」という「穴」に入れるには、どうしたらいいのか。
毎回、毎回、「釘」である「人」との出逢いを大切に丁寧に紡ぐことに尽きるのです。

「良い人」との「良いご縁」を大切にすること。
そして、一期一会を大切にすること。
そのご縁の一つひとつに心から感謝することです。
急に、良い人脈を得ようとしても、そうは問屋が卸しません。
なぜなら、パチンコの玉は、今も弾かれている最中であり、急には角度を修正できないからです。

繰り返します。
○ 今の「良い出逢い」を一人ずつ遡ってみよう
○ 一期一会を大切にしよう。
これで人生が劇的に変わります。


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